home
notice
history
feature
Pottery introduction
新しいページ
access
inquiry
More
紫蘇手は鉄釉の低火度焼成による 窯変の一つ。胎土は粗い赤土が原則 で、茶碗は口すぼみの形状が古作。 高い高台に腰高で均整の美しい茶碗。
軽妙かつ機能性と実用性、容器としての様式美を具備した片口が李朝陶工の心技を表す。板起こしの叩き成形で、口造りの折り返しは堅牢。
揺れる船上で倒れにくい舟徳利。丸々と張った肩から小さく絞った首、大きく開いた丸縁の口は、練達した手仕事の陶技。板起こしの叩き成形。
正面は窓絵的に白地に獅子を掻落し、残りを黒地に唐草と牡丹を掻落した入念な技巧。粒子の細かい白土のロクロ成形で一箇所の胴継ぎ有り。
角笛形の掛花入で上野の掛花入を 代表する形。一本引きのロクロ成形。 大胆な螺旋にそった厚い刷毛もしっ とりと落ち着き、濃淡が雅味を醸す。
先人陶工の卓越技法の発露がもたらす厳しいまでの造形美。しっとりと重厚な藁灰釉。この小皿一枚が上野の全てを物語る。風格ある五客。
五弁の梅花形皿。灰釉と藁灰釉の二重掛けで釉調の幽玄さを見せる。粗い赤土のロクロ成形で、土見せ高台。高台内に左回りの削り跡を残す。
岩屋高麗窯特有の細かい粒子のねっとりとした鉄分の多い土による、板起こしのロクロ成形。大きく外側に折り返した縁造りは堅牢。
叢雲を見るような美しい文様の入 念な作業による練り上げ共蓋水指。 ロクロ成形の削り高台で、左巴と吉 田家が用いた刻印有り。
小振りの碗形茶碗。釜ノ口窯に共通する広い高台が安定して心強い。鉄分の多い泥釉が還元炎の焼成で黒色に窯変。李朝黒高麗を彷彿とさせる。
塩壺を基形とした高い三カ所の切り高台と端反りの口造りが茶陶としての趣を高める。灰釉の総掛けで窯変の黄色の結晶が美しい。
江戸中期末から軟質陶器が生産される。全く鉄分のない白い漉し土に 透明釉の総掛け。滑沢な触感と薄黄 色の釉肌から玉子手と呼ばれる。